側面標識について


   水源に向かって航路又は可航水域の右側、左側の端などを示している標識です。
 ◇左げん標識
 
  1. 標識の位置が航路の左側の端であること。
  2. 標識の右側に可航水域があること。
  3. 標識の左側に岩礁、浅瀬等の障害物があること。
  4. 標体の塗り色、光の色、トップマークが緑であること。
 
        
 
単閃光(周期は、3,4及び5秒)
 
群閃光(毎6秒に2閃光)
 
モールス符号光(例A)(A、B、C及びD 周期は任意)
 
連続急閃光
 

 ◇右げん標識
 
  1. 標識の位置が航路の右側の端であること。
  2. 標識の左側に可航水域があること。
  3. 標識の右側に岩礁、浅瀬等の障害物があること。
  4. 標体の塗り色、光の色、トップマークが赤であること。
 
        
 
単閃光(周期は、3,4及び5秒)
 
群閃光(毎6秒に2閃光)
 
モールス符号光(例A)(A、B、C及びD 周期は任意)
 
連続急閃光
 
注意:新たな危険物を標示する場合、灯質は、連続急閃光が使われます。
左げん標識 右げん標識  左げん標識  右げん標識  左げん標識   右げん標識

●側面標識の右げん、左げんについて


 右げん標識、左げん標識という場合の左右は、船舶の進行方向によって異なりますから、基準を決める必要があります。それが「水源」で水源に向かって左が左げん、右が右げんとなります。


●港・湾・河川の水源について


 港・湾・河川及びこれに接続する水域の水源は、下図のとおり港若しくは湾の奥部又は河川の上流です。


●沿岸における水源の原則


 わが国の沿岸における水源は、下図のとおり沖縄県与那国島となっています。